« 《J LEAGUE 2004》 J2第44節 山形-福岡 観戦記 | トップページ | 《ひとりごと》 大阪近鉄バファローズ 終焉 »

《S-PULSE 2004》 J1 2nd第15節 ヴィッセル神戸戦

寂しすぎる最終節。
試合内容も、試合以外のことも…

最終戦、結局負けました。

2004 J LEAGUE Division 1 2nd Stage
第15節/静岡市・日本平スタジアム
清水エスパルス 1 - 3 ヴィッセル神戸
Goal: 13min. ホルヴィ61min. チョ ジェジン65min.,73min. 播戸

いつも、最終戦を終えると、あぁ今年も終わったなという感じもあって、
いらんことを考えなくなるのですが…

今年は、さすがに考えさせられることが多かったです。

①「辞めろ」コールに見る集団心理の怖さ

石崎さんへの「辞めろ」コールの件。

時間が経つにつれ、ますます「あの場面で、それはないだろう」という思いと、
群集心理って怖いという思いが増してきました。

確かに「辞めろ」コールが起きても仕方のない成績ではあり、
監督として責任を取る方法は「辞めること」しかないわけだけど…

それでも、やはり、縁もゆかりもない清水にやってきて、
コーチとして、監督として、チームを預かり、
(伝わっていなかったとはいえ)辞意を決めた人が最後のあいさつをしようとしているのだから、
そこにむかって巨岩を投げつけるかのごとく「辞めろ」コールをすることはないんじゃないかと。

もし、清水に縁もゆかりもあり、現役時代貢献した方が監督になって、同じような成績に終わったとき、
西サイドで煽った皆さん、同じことをできますか?

…なんだか、まとまりがつかないのですが、

やっぱり人が挨拶しているのに、そこに罵声を浴びせるのは、「人間」として悲しい行為だし、
たとえ理由が何であれ、やったことは、昨今、「荒れる成人の日」で問題とされている若者たちと
何ら変わることはないんじゃないかなと、Aゾーンで普段、淡々と見ているものとしては思ったわけです。

②進まない新陳代謝とチーム力の後退

何でも、昨日、引退した真田さんを含め、J初年(92ナビスコ除く)から同じチームで、今も現役という選手は6人。

うち3人が、真田さん、沢登選手、伊東選手と清水勢。

これって、よく(本人が)頑張っているというのと同時に、
クラブとして新陳代謝がうまくいっていないってことでもあるんじゃないかと。

世代交代できるような選手が育たないという面は確かにあるのですが、
それ以上に、スタイルがほとんど変わっていないということでもあるんじゃないかと。

よく監督が変わると、戦術なりシステムなりが変わるもんだと思うのですが、
清水はステージ優勝した99年から、ほぼ、ずーっと同じ3-5-2。

基本的に戦術は、中盤からサイドにちらし、最後に中であわせる。

守備を整備するために4バックにしても、結局「しっくりこない」とかいって、元に戻してしまう。

過去、何人か4バックを試そうとした監督がいました。

でも、選手は3バックのほうが慣れているから、ということで結果的に3バックになってました。

実は、「3バック=慣れている」、「4バック=できない。(できるだけの選手がいない?)」なんじゃないかと。

いずれにせよ、結果として、メンバーも、基本戦術も変わらない。
メンバーが変わっても同じことをやってくる。

こんなにスカウティングしやすいチームはないんじゃないですかね。

だから、同じような形で毎度毎度、同じ選手に2点も3点も献上するわけで。

クロスを入れても入れても跳ね返されるのも、そういったところではないかと。

③選手に対する視線と監督に対する視線の歴然たる乖離

監督に対する「辞めろ」コールの件で、ついでに言わせてもらえれば
いかな優秀な監督が指導しても、結局「90分+α」を戦うのは選手でしょ。

だから、選手に対しても当然、それ相応の反応があるべき。

ましてホーム最終戦というのに、同じことを繰り返した選手にはもっと大きなブーイングがしかるべき。

だいたい、毎回毎回似たような形で負けてしまうのは、
選手が相手のことを何も研究していないゆえのことじゃないかと。

そりゃ、チームとしてスカウティングをどこまでやれているのか判りません。

でも、実際何回かやってみて、この選手はこういう特徴があるとか、
こういう欠点があるからとかって判らないもんですかね。

それが、一番重要な情報だと思います。

そういう意味で、この数年確実にうちの選手は、他のチームの進化についていけていないし、
結果、それが積もり積もって90分終わってみれば負けにつながるわけです。

したがって、私は監督を代えたところで選手が変わらなければ、また同じことを繰り返すと思ってます。

現に2003、2004と同じことを繰り返したわけですから、
このままでは2005も同じことをするんじゃないのと思ってしまうわけです。

だから、3人目の交代枠が使われた時点で、「真田さんの出場機会を奪った」のは、他でもない、
また同じ失敗を繰り返した「選手」であると、強く思ったわけです。

にも関わらず、「真田さんを出さないのは監督のせい」だというのなら、
それは、あまりにフェアじゃないと思ったわけです。

④試合中の「サナダ」コールに見る清水の閉鎖性と甘さ

それから、私は、サポ、選手、フロント含め、清水の「閉鎖性」というところに、
前から強い危惧を感じています。

「清水出身者」や「生え抜き」には暖かく、外様には厳しい。

これでは、世代交代はおろか、新陳代謝を図ることもできない。

まして他チームから選手を採ってくる時に、大いにマイナスだと思いますよ。

よく判らない土地にやってきて心機一転頑張ろうとしているのに、
外様というだけで辛い評価をするのはいかがかと。

去年、戸田選手の代わりにボランチとして加入した鶴見選手、
ずいぶん掲示板などで叩かれた印象を持っています。

今年でいうなら、西部選手、散々でしたね。

確かに、黒河選手が出た試合(柏戦ですが)、確かに勝ちました。

でも、最終戦のGKは西部選手でした。

真田さんは最終戦なので、ベンチ入りは決まっていたと思います。

すると枠はあとひとつ。

西部選手か、黒河選手か、監督は考えたと思います。

そして少なくとも「西部が今年の正ゴールキーパー」だということで、西部選手を起用した。

そう監督が判断したのだから、先発が発表され、ゴールマウスの前に立った時点で、
自分たちの守護神を精一杯、声でサポートするのがサポーターなんじゃないですか?

それから、真田さんの最終戦だから真田さんを先発で、という意見があるのも承知していますが、
消化試合とはいえ、公式戦です。

まして交代枠は3人。先発の真田さんに90分やってもらうつもりですか?

交代枠を1枚犠牲にできるチーム状況ですか?

真田さんの貢献を否定するつもりは毛頭ありませんし、
「そういう情があってもという意見」も判りますが、
それは「プロ」が「公式戦」でやるべきことではないと私は思っています。

だから、16人の選手を選ぶ段階で、西部選手と真田さんを監督が選んだ時点で、
先発は西部選手、状況が許せば真田選手が最後登場が、ごく当たり前の考え方です。

にも関わらず、途中で、「サナダ」コールをするのは、どういった考えからですか?

状況が許さない以上、出せないのは当たり前だとおもいますが、
それでも「サナダ」コールが出たのは、監督に対する抗議ですか?

ついでに、そのことが、試合終了後の「辞めろ」につながるのですか?

それとも、この日も結果的に3失点した西部選手への皮肉ですか?
(3点とも西部選手にはノーチャンスだが)

鹿島戦、「西部頼んだぞ」と弾幕出したのはいったいなんだったんですか?

⑤いまだにプロになれないフロント

清水サポーター200人が謝罪を求めて紛糾 静岡新聞

社長の挨拶なり謝罪がないというので200人も残ったようですね。
(まぁ謝罪してもらっても、というのはあるのですが。)

う~ん。プロチームのフロントなんでしょうかね。

そりゃ、現場を仕切るのは、監督なりGM(久米さん)なりですが、
社長の挨拶はあってしかるべきでしょう。

はじめ、真田さんの引退イベントにすぐ移行するために、あえて省いたのかなとも思ったのですが、
なにやら途中でスタジアムを後にしたようですね。

席をあとにした事情がわかりませんので、なんともいえないのですが、
事情があるならあるで、久米さんでもよいのでコメントを出してほしかったです。

挨拶もさることながら、石崎さんの退任の件、なぜ、発表がなかったのですか?

前夜に聞いていた久米さんは、何をしていたのですか?

退任の意思が変わらず、時間がないのであれば、
なぜ、挨拶の前に「今シーズンをもって退任されます」というアナウンスを克馬さんにしてもらうよう
事前に手を打っておかなかったのですか?

何もしなかったことが、結果として、人間として悲しい行為を誘発し、
石崎さんを「針のムシロ」の上であいさつさせるということに繋がったと思います。

思えばアントニーニョ監督の辞任の際も、試合終了後に現地で発表されたと記憶しています。

いつになったら、スポーツという「人間が基本のコンテンツ」を扱う会社として、備えておくべき、
現場のモチベーション維持、情報開示、雰囲気作りということができるようになるのでしょうか?

うちにも、パペ・パルいますし、かなり売れたと聞いていますし、
グッズ販売収入が大きな柱であるのはわかりますが、
グッズ開発よりも株式会社エスパルスが優先すべきは、人づくりだと改めて思った訳です。

トップのコーチングスタッフ、いったい何人ですか?

他チームのコーチングスタッフは、何人いますか?

監督がやりやすい環境を、スタッフ面でも実現してください。

そしてフロント、もうエスラップから引き継いで何年になりますか?

いい加減、サッカーというチームスポーツ、リーグ戦を戦うことにとって必要なことを認識してください。

現場のモチベーションや雰囲気を悪くしないための、管理術を理解している人はどれだけいますか?

そしてプロスポーツチームである以上、
必要なコミュニケーションを内部、対外とも、もっと取っていけないでしょうか?

(マスコミの扱いが小さいのは、弱いからだけじゃないですよ。もっと選手を売り込んでください。)

なんかだらだらと書きなぐってしまいました。

また真田さんの話をかけませんでした。はあぁ。

« 《J LEAGUE 2004》 J2第44節 山形-福岡 観戦記 | トップページ | 《ひとりごと》 大阪近鉄バファローズ 終焉 »

2004年」カテゴリの記事

エスパルス」カテゴリの記事

サッカー」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/66579/2107605

この記事へのトラックバック一覧です: 《S-PULSE 2004》 J1 2nd第15節 ヴィッセル神戸戦:

« 《J LEAGUE 2004》 J2第44節 山形-福岡 観戦記 | トップページ | 《ひとりごと》 大阪近鉄バファローズ 終焉 »

Recommends


  • You need to upgrade your Flash Player.

LINK

エスパルス日程


2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック

COUNT

エスパole!


エスパトラバ


ドラゴンズTB


Hockey TB


ついったー


無料ブログはココログ