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《J LEAGUE 2005》 紆余曲折のその先は… - 鳥栖、運営会社交代。

サガンドリームスへ経営譲渡決定 日刊スポーツ九州

月曜日の話なのでいまさら感はあるのですが、
やっぱり触れないわけにはいかないわけで…。

1997年、PJMの撤退により解散に追い込まれた鳥栖フューチャーズ。
なんとかチーム存続をと関係者が奔走して市民クラブとして立ち上げたサガン鳥栖。

それからまもなく8年が経過しようという17日、
株式会社サガン鳥栖の臨時株主総会で、
新運営会社「株式会社サガンドリームス」へ営業権が譲渡されることになりました。

あわせて、株式会社サガン鳥栖は清算作業をおこなったのち
2月末で解散することも決まりました。

おそらく新会社は、
「サッカーコミュニケーションズ」が「エスパルス」に商号を変えたように、
現運営会社の解散後、商号を変えるかと思います。

とりあえず、これで選手はサッカーに集中することができるようになってほしいものです。
なにしろ高林、阿部文という2人の若人を、
完全・レンタルと形は違えど「移籍」させるわけですから…。

それにしても、株式会社サガン鳥栖の8年は、
まさに「紆余曲折」したあげく「解散」へと追い込まれた典型的な「破綻」劇でした。

たとえプロクラブとはいえ、なぜ、赤字で、しかも経営的に問題の多い一企業に
公金を投入するのかといった批判が常に付きまとい続け、
お世辞にも地元へ密着しているとはいえない状況もあったと聞きます。

経営陣の、放漫というか、先送り的なというか、投げやりなというか…
とにかく人的な問題もよく取りざたされました。

鳥栖駅前という絶好のロケーションに恵まれ、
全席2階建て、20,000人超を収容する鳥栖スタジアムに
年平均3,000人しか動員できない。

それが、チームというより、会社としてのサガン鳥栖の総合力だったのかなと思います。

毎年のように繰り返される選手獲得と解雇。

一向に向上しないチーム成績。

気がつけば、同じころに経営難といわれた甲府や水戸は、はるか彼方へ…。

さらにフューチャーズ解散が未だに地元財界に
負の遺産として心理的に影響しているということも聞きます。

このような状況では、なかなかまともなスポンサーが定着しないのかなとおもいます。

そうなると、常にふところの状況をまず心配しなければならず、
結果的に、他のクラブなら少しはできそうな「未来への投資」も行なえず、
傍から見ていて「自転車操業」という感はぬぐえませんでした。

清水も、前運営会社エスラップコミュニケーションズが破綻した際に、
市民株主の中には清水エスパルスというチームへの関心まで失ってしまった方も
少なからずいたのではないかと思います。

※たしか、市民持株会の会員向けに「後援会」とは別のサポート組織を
形成した時期があったと記憶しています。

いずれにせよ、株式会社サガン鳥栖というと、
当たり前のことすら、当たり前にすることができない」イメージが
私の中にはありました。

昨年は、「Jリーグ関連会社が筆頭株主となる代わりに」と提示された
「100%減資」が達成できず、Jリーグから「解散」という物騒な発言を受けたり、
湘南の水産関係会社の経営者を次期社長へ据えようとしたものの、
これも拒否され、一時、万策尽きた感がありました。

が、それでも、なんとか県が推薦した地元佐賀県出身の人材ネットワーク会社の
井川社長が新会社を設立し、その会社に経営譲渡することで、
波乱ばかりの8年が幕引きとなることが決まりました。

最終的に解散ですから、個人株主にとって決して安くはない
出資金が戻ってくる可能性は極めて低いのではないかと思います。

それでも、賛成が95.9%。

犠牲を払ってでも、チームの存続を優先して考えてくれた株主の思いを、
決して忘れてはいけないと思います。

その一方で、新生「サガンドリームス」が運営することになったとしても、
鳥栖フューチャーズ・(株)サガン鳥栖と2度も破綻したイメージは
なかなか払拭されるわけでもないとも思います。

鳥栖にサッカーのプロクラブがなぜ必要なのか、
その存在意義をサッカーに懐疑的な市民にも浸透できるようにすることが、
新会社の関係者、選手、サポーターにとっておそらく最重要課題かとおもいます。

シーズン開幕は3月5日、1ヶ月と数週間しかありませんが、
新会社に変わったことでよくなっていることが実感できる
そんな2005年シーズンであることを希望して止みません。

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