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《遠征記》 関東の辺境、鹿嶋

そこに行くまでが記事になる関東アウェイってそんなにないよな。

正直、遠かったっス。鹿嶋市は。

東京東部の住民にとって、
鹿嶋は確かに直線距離では近いほうに入るアウェイの地だ。

しかし、そこに行くまでがつらい。

静岡から新幹線で来る場合、おそらく東京駅で高速バスに乗り換えるのが最速だろう。
特急かしま号に乗れば、2時間で鹿島神宮駅に着く。

しかし、東京都内なのに鹿嶋とは逆方向の東京駅に行くまでに1時間弱かかるのであれば、時間も読める電車という選択肢になるわけで…。

しかも、鹿島神宮に行く直通のJR電車はそんなに多くないわけで、
今回は出遅れたこともあり、いかのルートとなった。

①京成線で京成成田まで行く。
②歩3分のJR成田駅へ乗り換え。
③鹿島神宮行電車に乗る。
④鹿島神宮駅からタクシー。
(シャトルバスもスタジアム停車の電車もない時間のため)

経路だけ見れば、簡単そうだ。

しかし、そこには「袋小路・房総」の交通事情の悪さが待ち構えていたのだ!

まぁ、大仰な書き方をしてしまったが、要は時間がかかる。

「京成線で京成成田まで行く」と書いたけれども、
上野や日暮里の近くならスカイライナーという武器があるからまだしも、
こちらは東京の東の端。当然、途中駅からの乗車。
それでも特急停車駅だからよかったものの、これが特急通過駅だったらぞっとする。

10分待ってやっとこさ来た通勤タイプの普通の「特急電車」に乗車。
船橋、津田沼と用地取得に困難を極めたかのように、やたらとカーブする京成本線。
隣の乗客が大きく「舟をこぐ」ほど揺られること40分、ようやく京成成田に到着。
この時点で1時40分

徒歩3分のJR成田駅に着くなり、私は愕然とした。

普通 鹿島神宮 14:02

20分も待てというのか…。
しかし、しょうがない。それしか手段がないのだから。
駅のコンビニで、帰り用のサンドイッチを買い、
みどりの窓口でスタジアム脱出用の「スタジアム→鹿島神宮」の乗車券(\180)を購入。
※スタジアム→鹿島神宮間は、乗る電車は鹿島臨海鉄道だが、路線としてはJR鹿島線。
だから、成田駅で買えるのだ。

それでも5分しか消費しない…。
やることもないので、やむなく、改札口へ。
おそらく3ヶ日と節分の日のために備えたかのような、平時には不要と思われるほど大きな駅構内からホームに降りる。

待つこと10分強。来た電車に再度脱力感を覚える。

成田から先は東京近郊区間からは外れる。とはいえ、なんだ?あの短い編成は?
正味4両程度。それでも、ほぼ全員が着席できる。
しかも、車両は、昔の横須賀線のお下がり。
当然、車体はガタが来ているし、座席も、これから1時間の旅路にとって決して快適なものではない。
挙句の果てに、しばらくたってから気づいたが、窓ガラスに、おそらく迷い込んだと思われる小さな虫が多数はっている。

恐るべし、関東の辺境。

んなもんだから寝れるわけもない。
ただ、雑木林と水田が広がる千葉の田舎を車窓に眺めながら、ただただ鹿嶋を目指す。
しかも、途中の香取駅などは、コンテナ車のコンテナを改造した粗末なつくり。
本当にここは「関東か?」と。そして「何のためにここまで来てるのか」と自問する有様。

そして、十二橋駅を過ぎ、本格的に鹿島國が近づいてくる。
※ここからは、去年の2ndステージの鹿島戦の写真も使いながら…
(スタジアムの内部と、帰りの高速バスの写真が今回のもの。)

DSCF1077

ますは、利根川を越える。

DSCF1078

つづいて、北利根川、北浦(↓)を越えると、いよいよ鹿島國の領域。

DSCF1080

ここで、一つアクシデントが。
鹿島神宮駅の1つ前、延方駅で、停車したまま電車が動かない。
鹿島神宮到着予定が15:01。
4、5分待っただろうか。答えはあっさりとしたものだった。
この時期、一つ手前の潮来や佐原では、あやめが花を咲かせている。
ということで観光用の臨時特急が折り返してきたのだった。
鹿島線は単線だからしょうがないこととはいえ、これで時間をロス。
結果的に鹿島神宮駅に到着したのは15:05であった。

DSCF1081

すでに試合は始まっている。
それほど遠くないことは知っていたので、すかさずタクシーに乗車。
「カシマサッカースタジアムまで」と伝えると、運転手がすかさず、こう聞いてきた。

「何番ゲートですか?」
「えっ?」
「ゲートによってスタジアムの取り付け道路の場所が違う」という。
急いでチケットを確認。「3ゲート」と伝える。

伝えるなり、運転手はロータリーを抜け、スタジアムにつながる坂を駆け上がる。
駆け上がると同時に、ラジオをつける。
鹿島-清水戦が放送されていた。

さすがだ、運転手。気が利いている。

実況の合間にアナウンサー氏より鹿島が先制したことを告げられる。
気が焦るが、運転手は落ち着いてスタジアムへの道路を確実に進み、
5分ほどで3ゲート前に到着。1000円でおつりがきた。

スタジアムに着くと、歓声とともに場内で大音響が。
鹿島に2点目が入ったことが、それで判った。
反撃を期待して、私は、3ゲートから1つしかない通路を通って、
遅刻した生徒がそうするように、気まずそうにアウェイ自由席に入っていった。

PICT0205

試合が終わった。
3-3で引き分けたが、ナビスコ杯1位予選通過が決まった。

帰路は難物である。
鹿島アントラーズの公式HPにわざわざ東京方面の乗り継ぎ時刻表が載るほど、帰りの接続は悪い。
ならば、いち早く鹿島神宮駅からの東京行高速バスに乗らなければいけない。
行きに成田駅で買っておいた切符を手に、
「階段=駅」とおなじみのカシマサッカースタジアム駅へ向かう。

DSCF1089

いつも思うのだが、あきらかにアウェイ側の方に近く駅が存在しているのも珍しい。

DSCF1082

待っていた、赤い鹿島臨海鉄道に揺られて5分、鹿島神宮駅に到着。
乗客はダッシュして改札を抜ける。
バス乗車口までは50mもない。
しかし並ばないことには乗れないのだからしょうがない。

PICT0227

何も知らない私はダッシュしたものの、切符を先に買わないと乗れないらしいことを悟り、列から外れ、バス会社職員氏から片道1,780円の切符を購入。
しずてつの半硬券も珍しいが、今日日珍しい、硬券の切符である。
購入して列の戻ろうとすると、すでに列は駅改札正面まで達している。
やむなく最後尾に廻り、バス2台をやり過ごそうとしたところ、
職員氏が「あと10人ほど乗れる」という。

正直、6月とは思えない涼しさだったことや、
また、早くこの土地を離れたいという思いもあり、↑のバスの1つ前のバスに乗車。

決して広くはないけれど、東京駅まで2時間。
乗り換えなしで座っていける。
このありがたさは、なにものにも代えがたい。

途中、スコールのような雷雨が振ったことで浦安のテーマパークから一般車両が急遽帰りだしたためか湾岸葛西を先頭にした渋滞にバスは巻き込まれると、さらに箱崎手前で再度渋滞にはまったものの、なんとか午後7時半前に東京駅日本橋口に到着した。

正直、どこのスタジアムに行くよりもしんどさを感じる鹿島國遠征が終わった。

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コメント

「足球にあ~なぁ♪」さん、(で、よろしいでしょうか?)こんばんは。

そうですか、あの電車に…。
そうですね、相乗りの方が格段に安いですね。当方1人でいつも行動しているもので。

ところで、台湾へ出向されるのですか?
大変なことですね…。

今年は夏の日本平ホームゲームは、水曜開催ですからね…。
(…ってその前に、清水サポ前提としてますがOKですよね?)

自分もシーズンシートは何試合か、どうしてもいけない試合があるので、静岡に住む親戚にプレゼントしちゃってます。

でも、試合数、これからの方が多いですものね…。
お察しいたします。

えす☆ふりーくさん!
私、同じ電車に乗ってました(笑)。
但しTAXYは、あい乗り4人で250円ほど…
私の場合は成田空港から直行でしたが…
台湾出向が決定し、その出張からの帰りでした。

後半戦、 駐在費使い果たす気で2・3試合は参戦したいのですが
土曜のNight Gameじゃないと無理ポ…
シーズンチケットをどうしたものか?トホホ    orz

マサトさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

いや、あの、ほんとに小さな話を大げさに書いてみましたので、話半分で読んでいただければと…。

ところで、Gアムールのニュース。
私もつい最近知りました。
なんでも親会社の経営不振とかで、他の所有2チームも手放さざるを得なくなってしまったとか。
せっかく始まったアジアリーグですが、なんだか暗いニュースで05-06シーズンを迎えそうです。

えすふりーくさん、こんばんわ。マサトです。
鹿島遠征お疲れ様でした。これを見て逆に鹿島に行ってみたくなりました。まだ行ったことがないので。
エスパ予選突破嬉しいです。健太体制になって着実に強くなっていることを感じてます。今後も楽しみですね。

話は変わりますが、アイスホッケーのゴールデンアムールがアジアリーグを脱退するとの報道が一部でありました。こちらは残念です。

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